園だより
平成30年6月号より

 肌寒かったり暑かったりと気温が安定しない毎日です。この先梅雨に入っても同じような陽気が続くでしょう。梅雨に入ると湿度も増し、熱中症の危険も高くなってきます。体が暑さに慣れる前の今の時期が最も危険な時期でもありますから、園での活動の中でも十分に気を付けていきたいと思います。各ご家庭でもお気を付けください。
 
 さて、今年の6月にはサッカー好きの方は待ち遠しくて仕方ないであろう世界的な一大イベント「2018FIFAワールドカップ ロシア」が開催されます。正直なところ私自身はもの凄いサッカー好きというわけではないのですが、そんな私でもワールドカップとなると少し関心があるものです。日本は今回を合わせて6大会連続で本選に出場することができているので、本選に出場するのが当たり前のように感じてしまいがちですが、実はこの予選を勝ち上がって本選に出ることからして本当に大変なことなのです。そして、やっとの思いで勝ち取った本選出場ですが、昔と違って今の日本は本選に出場することが最終目標ではなく、本選でどれだけの成績を残せるかというのが目標になっています。だからこそ最近ニュースでも騒がれたような、大会2カ月前の代表監督交代劇があったのでしょう。その良し悪しは別にして、本気の目標がその先にあるからこその出来事だったのだと思います。そんなゴタゴタの中でも、少なくともスタッフや選手たちは自分の為だけでなく、日本の為にも必死になって戦ってくれることと思います。結果を抜きにして心から応援したいと思います。
 サッカーに限らず、またスポーツに限らず、何かに夢中になり、必死になって頑張っている人はとても素敵に見えます。たとえそのレベルが高かろうと低かろうと、大人であろうと子どもであろうと、そういったことには関係なく頑張っている人は格好良いものです。幼稚園の子ども達も、日々様々なことにチャレンジし、夢中になって取り組む姿を見ることができます。その中には当然思い描いた結果を出すこともあれば、うまくいかずにイライラを募らせることもあるでしょう。時にはもう嫌になって投げ出したくなることもあるでしょう。でも、人というのは頑張っている人の姿を見ると、助けたり応援したりしたくなるものです。ですから本当に頑張っていると、少しずつ周囲の協力や応援や助けが増えて、自分の夢や目標に少しずつ近づき、必ずとは言えませんが夢が叶うこともあります。また、夢が叶わなくとも、そこまで頑張った努力や人との縁はその後の人生の中で必ず生きてくるはずです。
 子ども達にとってはまだ始まったばかりの人生で、これから様々な経験を重ねて大きくなっていきますが、その過程でしっかり努力をし、たくさんの人と関わり、たくさんの恩に触れ、たくさんの感謝をし、そして小さくてもたくさんの幸せを感じながら生きていってほしい。そう願っています。
 
 
園長 藤本 志磨