平成24年2月号より

 

   いよいよ2012年がスタートしました。幼稚園や学校などでは「年度」という区切り(4月~3月)で1年を過ごしているので、この1月~3月の3学期は新年のスタートという意味の他に年度の締め括りとして、また新年度へ向けて意欲を高め弾みをつけるという意味でも大変重要な学期となります。この3学期は冬休みや春休みもあるので日数的にはとても短く、そこに大雪で休園になったりインフルエンザで学級閉鎖などということがあると更に短くなってしまいます。例年の傾向や最近の気温と湿度の低下を見ると、そろそろ本格的にインフルエンザが流行り出す恐れがありますので、各ご家庭でも体調管理には十分気を付けていただき、体調不良の場合は早めに受診をするようにしましょう。また、3学期は保育日数が短いので、私用でのお休みはできる限りご遠慮ください。残り少ない日々を大切にし、有意義な日々を送りましょう。

   さて新年2012年はどんな1年になるのでしょうか。我が子や家族という身近な事の他に、日本や世界では果たしてどんなことが起きるのか、楽しみな面もあり、不安な面もあり、といったところではないでしょうか。ただ、不安のほとんどはまだ起きてもいないことへの想像から生まれ、結果的に取り越し苦労で終わることが多いのだと聞いたことがあります。昨年の震災によって想定外のことが起きる恐ろしさを思い知らされ、様々な意味での「備え」の大切さを改めて再認識させられましたが、できる限りの備えをしつつ、不安な思いにとらわれ過ぎない様に気持ちの持ち方を上手くコントロールしていきましょう。

    話は変わりますが、今年は4年に一度の世界的なイベント「オリンピック」がロンドンで開催されます。昨年サッカー女子ワールドカップ優勝の「なでしこジャパン」、体操世界選手権個人総合で3連覇中の内村航平選手、昨年の世界陸上男子ハンマー投げで見事金メダルを獲得した室伏広治選手など、今回も期待大の日本人選手がたくさんいます。その他今まさにオリンピックの代表選考に夢をかけている各競技の選手達もたくさんいるでしょう。オリンピックの本大会だけでなく、その本大会出場に向けて繰り広げられる代表選考の段階から、表には出てこない選手やそれに関わるスタッフ一人一人のドラマがあります。くじけないこと、諦めないこと、耐えること、頑張ること、力を合わせること、助け合うこと、信じ合うこと……。人として学ぶべきこと、生きていく中で参考になることがきっと山のようにあるはずです。競技自体の結果だけでなく、そういった人間ドラマにも注目しながら見ていくと、オリンピックが更に楽しく有意義なものになると思います。日本人選手がそれぞれの競技で夢を叶え、少しでも良い結果を残せるよう、同じ日本人として心から応援したいと思います。

 
園長 藤本 志磨
 
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